株式会社サラ 社長挨拶



私は、宮城県の北部、岩手県との県境に近い田園風景の広がる田舎町で生まれました。遠く連なる山々は、冬になると雪をかぶり美しい版画のようでした。

町の中央を雄大に川が横切り、冬は、沢山の渡り鳥が河原で翼を休めていました。人里を離れた処にあるお城跡は、うっそうと木の生い茂る森で、羊たちが静かに草を食み、私は一人でそこに行くのが好きでした。これが私の中にある原風景です。

祖父母や、父母、そして兄弟、沢山の人たちの愛情を受けて私は大きくなりました。悲しい時もくじけそうな時も、父母を思いふる里を思うと乗り越える事ができました。
 
そして主人に出会い結婚し、主人からあふれるほどの愛を受け、4人の子供達にも恵まれました。主人が他界した今、子供達が主人の分までも私を大事にしてくれます。

人生ってなんて有難いんでしょう。一杯、一杯お世話になりっぱなしです。私がはじめたこの小さな仕事でそのお返しができるでしょうか。きっと一生かかっても無理ですね。でもほんの少しだけ私の人生のお返しをさせていただきたくてこの仕事をはじめました。

私は、小さなサロンをスタートさせる時その店に主人の好きだった女性の名前をつけました。それが、「サラ」です。主人は聖書の中にでてくるサラという女性」をこよなく愛していました。

私が、「お店の名前はサラにしたい」というと、主人は、「変な名前」と言っていました。でも少し慣れてくると、「まあ、いい名前だね」と言ってくれました。
 
今百数十名の卒業生がプロとして巣立ち、さまざまな職場で活躍しています。

私たち「サラヒーリング」の仲間たちは、日々研さんし、高め合いながら、よりよい社会貢献の道を探求して行きたいと思っております。

人を癒すことで人々の喜びを増やしたい。そして悲しみを少しでも減らしたい。世界中の一人でも多くの人を笑顔にし、幸せな日常を取り戻せるお手伝いをしたい。

そんな気持ちで全力で取り組んでまいりますので、今後とも皆様の一層のご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。